熊本市中央区の皮膚科 水前寺皮フ科医院 【皮膚科・形成外科・アレルギー科・皮膚腫瘍科・性感染症内科】
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手湿疹

手湿疹は、最も患者数が多い皮膚疾患の1つです。原因を特定して、その原因との接触を断つことで根治できますが、原因が不明の場合には再発を繰り返し、治療に苦労する場合が少なくありません。
<疫学>
日本には手湿疹の頻度に関する詳細な調査や研究はありませんが、海外の報告では有病率4%(年間での有病率10%)、生涯有病率は30%以上との報告があります。性別では女性、年齢では30〜40代に多いとされます。理・美容師、看護師、料理・炊事従事者などによくみられる職情性接触皮膚炎の場合が多いと考えられます。
<分類>
原因による分類
@刺激性接触皮膚炎
Aアレルギー性接触皮膚炎
Bアトピー型手湿疹
C蛋白質接触皮膚炎
に分類します。大部分の手湿疹は、刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎です。
臨床病態による分類
@角化型手湿疹
A進行性指掌角皮症
B貨幣型手湿疹
C再発性水疱型(汗疱型)手湿疹
D乾燥・亀裂型手湿疹
に分類されます。
@角化型手湿疹
手掌の皮膚の表面の角質が厚くなり、落屑を伴います。比較的境界明瞭な場合が多く、中年以降の男性に好発します。
A進行性指掌角皮症
指先が乾燥して、カサカサになり、特には指紋がみられなくなる。
悪化すると亀裂を生じる。指先を使う仕事や主婦に好発する。
B貨幣状型手湿疹
主に手背に比較的協会明瞭は円形の湿疹が多発する。職業性手湿疹の場合に多くみられ、手袋を使用する人に好発する。
D汗疱型手湿疹
手指、手掌に小水疱が多発し、強いかゆみを伴う。水疱の後には落屑を伴って治る傾向がある。夏場に悪化する傾向があり、足底にも同様の皮疹を認めることがある。金属アレルギーを伴うこともある。
E乾燥・亀裂型手湿疹
手指・手掌の乾燥と亀裂を主症状とし、冬場に悪化する傾向がある。
<手湿疹の検査>
手湿疹の原因の多くは、化学物質による刺激性接触皮膚炎とアレルギ
ー性接触皮膚炎です。従って、その化学物質を見つけることができれば改善します。その為には、詳細は病歴および生活歴の聴取が大切になります。また、検査法としてはプリックテスト、パッチテスト、採血によるIgE RAST法などがありますが、最も有効なのは皮膚パッチテストです。


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