熊本市中央区の皮膚科 水前寺皮フ科医院 【皮膚科・形成外科・アレルギー科・皮膚腫瘍科・性感染症内科】
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マラセチア毛嚢炎

病因:Malasseziaといわれる真菌(カビ)の感染症です。マラセッチアはヒトの皮膚には必ず存在する常在菌ですが、毛穴の中で増殖すると炎症を起こして毛嚢炎を起こします。臨床的にはニキビ(細菌感染症)とよく似ていますが、治療法が全く違いますので、鑑別が重要になります。

臨床:梅雨時から夏場にかけて増える長径23mmの毛孔一致性の紅斑・丘疹で、時には小膿疱を伴います。多くは無症状ですが、痒みや痛みを伴うこともあります。背中や胸に好発しますが、汗が多かったりすると首にできたりする場合もあります。


診断:KOH直接鏡検法にてカビ胞子(丸くて薄青く染まります、下図)を確認することで確定診断しますが、殆どの場合には鏡検検査にてカビの証明ができません。従って、見た目(臨床)だけで診断する場合が多いです。

治療:軽症の場合には、抗真菌剤の外用(1〜2回/日)にて治療しますが、深くまでカビが侵入して膿疱を作るようになったものは、抗真菌剤の内服(イトラコナゾール)を行わないと治らない場合があります。また、抗真菌剤が入ったボディソープ(上図)が販売されており、それが有効な場合もあります。


予防:汗をかいたら、速やかにシャワーなどを浴びて皮膚を清潔に保つように心がけます。



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