ダーモスコピー検査法は、2000年頃より皮膚腫瘍診断に取り入れられた機器であり、 皮膚を10〜20倍に拡大して観察する実体顕微鏡です。 皮膚の表面にゼリーやアルコールを塗ることで、光の散乱が少なくなり、色のコントラストが上がり、より鮮明な皮膚の変化を観察することができます。 2006年より保険が適応となり、現在は、悪性黒色腫、基底細胞癌、ボーエン病、色素性母斑、老人性色素斑、脂漏性角化症、エクリン汗孔腫、血管腫等の色素性皮膚病変の診断目的で使われています。 当院では、最新のダーモスコピーを駆使してより詳細な皮膚の観察と診断を行っています。また、ダーモスコピーは院長の最も大きな研究テーマの1つであり、多くの論文発表や学会での受賞歴があります。 |
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■ ダーモスコピーとは |
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斎田俊明.ダーモスコピーの診かた・考えかた(医学書院)より |
ダーモスコピー検査が、最も有用な皮膚病は、ホクロや皮膚がんです。 |