熊本市中央区の皮膚科 水前寺皮フ科医院 【皮膚科・形成外科・アレルギー科・皮膚腫瘍科・性感染症内科】
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ジベル薔薇色粃糠疹

<病因>
基本的には原因不明です。ウイルス感染症(HHV-7、ヘルペス7型など)による可能性が言われていますが、現在のところ、原因ウイルスの特定には至っていません。なお、他人に感染ることもありませんので、登校や出勤への制限はありません。診断に有効な血液検査もありませんので、診断は病歴と皮疹の症状を見て(視診)決定します。
<症状>
比較的若年者に多くみられますが、高齢者に発症することもあります。5mm〜10mm程度の紅斑と輪状の落塵(粃糠疹)を特徴とします。全身に紅斑が出現しますが、典型的な症状として、1〜2週間ほど前に1個だけ大きな紅斑(初発疹、Heraldpatch)がみられることがあります。体幹部については、背骨を中心にクリスマスツリー状に皮疹が並ぶのが特徴的です。若干の痒みを伴いますが、発熱や倦怠感などの全身症状はなく、1カ月〜3カ月で自然に治癒します。
<治療>
痒みに対して、副腎皮質ホルモン(ステロイド)の外用や抗アレルギー剤の内服を行うことがありますが、特効的な治療薬はありません。
<鑑別疾患>
湿疹や薬疹との鑑別が必要です。また、梅毒の2期疹(バラ疹)とは、皮膚科専門医であっても鑑別は困難です。可能性のある場合には採血にて確認します。


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