| <原因> |
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水痘・帯状疱疹ウイルス(VZ virus)感染により発症します。 ただし、 初めてこのウイルスに感染すると、水痘(水疱瘡)になります。水疱瘡が治っても、ウイルスが体の中(ほとんどは、神経節)に残っていて、体調不良や体力低下に伴って皮膚表面で増殖した場合に帯状疱疹になります。 つまり、帯状疱疹にかかったということは、体調が万全でない可能性があります。 |
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| マルホ株式会社HPより |
| <症状> |
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体の限られた部分の痛み(普通は片側性)が出現し、その後(2,3日から1週間後)に水疱が生じてきます。痛みには個人差がありますが、時には眠れないほどの痛みを感じることもあります。 ※一般の痛みは、冷やすことで和らぎますが、帯状疱疹の痛みは冷やすと酷くなります。湿布薬を張ったりすると痛みが強くなりますので、温めるようにしてください。 |
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| <治療> |
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@抗ウイルス剤の内服(バルトレックス、ファムビル、アメナリーフ)および外用 A痛み止め(ロキソプロフェン、カロナールなど)(胃薬)の内服 B神経痛治療薬(ノイロトロピン、リリカ) C温熱療法:入浴や電気治療などの温熱療法が痛みの緩和に効果的です D普段以上に疲れる仕事や重労働は可能な限り避けてください |
| <予防> |
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1.体調が悪ったり、疲れた時に発生しやすいとされています。普段から体調管理を心掛けるようにしましょう。 2.予防注射(保険適応外)。日本における帯状疱疹患者は50歳を境に発症率が急激に上昇します。その要因として、免疫力の低下や子供と接触する機会が減少するためなどが言われています。現在、帯状疱疹の予防に最も有推奨されています。 予防接種には日本製のBIKENとアメリカ製のシングリックス®があります。それぞれに特徴があります。BIKENは副作用が比較的すくなく、安価なのが特徴です。ただし、生ワクチンであるため、ステロイド内服や担癌状態で免疫不全の方には接種できません。一方、シングリックス®は、効果が高く、免疫が永く持続します。ただし、高価であり、2回筋肉注射する必要があります。また、一般的にBIKENと比較して注射時の痛みが強いのが特徴です。免疫不全状態の方はシングリックス®注射をお勧めします。
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| <合併症> |
| 帯状疱疹は、神経を傷害する可能性がある病気です。従って、ウイルス感染が起こっている場所で色々な合併症を発生することがあります。 |
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@帯状疱疹後神経痛:帯状疱疹が治癒した後でも、神経痛として痛みを残すことがあります。 A顔面神経麻痺:顔面に帯状疱疹が出来て、顔面神経が麻痺することがあります。 (ア)ハント症候群: ・耳介、外耳道およびその周囲の帯状疱疹 ・難聴、耳鳴り、めまい ・顔面神経麻痺を合併した状態 |
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| B角膜炎、網膜炎、視神経炎:三叉神経1〜2枝領域(眼の周囲から鼻先にかけて)に帯状疱疹が生じたときに、眼に炎症が起こることがあります。最悪、失明する可能性もあります。→眼周囲に発生した場合には眼科を受診してください。 |
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C神経因性膀胱:下腹部に帯状疱疹が生じたときに、膀胱の筋肉が動かなくなり、尿が出なくなることがあります。 D肋間神経痛:胸にできたあとに、神経痛を残すことがあります。 E便秘・腸閉そく:腹部の帯状疱疹により、腹筋が麻痺して下腹部が膨らんだり、便秘を起こしたり、重症になると腸閉塞を起こしたりすることもあります。 F反射性交感神経性シストロフィー:指先に帯状疱疹が及んた場合に、筋肉の委縮により手〜指の動きが障害されることがあります。 以上の合併症および後遺症を残さないためには、初期の適切な治療が大切です。 ※帯状疱疹の抗ウイルス薬は、腎臓で代謝されますので、腎臓に病気があるヒトには常用量(普通に使う量)の薬が使用できない場合があります。肝機能障害や腎機能障害が疑われるヒトでは、治療の前後で採血検査などが必要になります。 ※高コレステロール治療薬であるスタチン系の薬剤内服中には帯状疱疹を繰り返すことがあります。 |